京亭 近代数寄屋と鮎料理

  • 2017.06.19 Monday
  • 17:19

京 亭  天然鮎を食べる

 

この季節になると、無性に鮎を食べたくなります。毎年友達グループで、埼玉県寄居町にある、「京亭」へ天然鮎を食べに行くのが楽しみです。今年も梅雨の間の晴れた日、繰り出しました。京亭という建物は、もともと「君恋し」、「祇園小唄」などの作曲家、佐々紅華の自宅でした。建築的にも近代数寄屋の建物で、荒壁と漆喰塗を組み合わせた意匠や、レトロな感じの瀟洒な洋間など、遊び心が随所に見られ、建築だけを見ても興味深いものでした。

入母屋造りの、趣のある玄関。作家の池波正太郎、山口瞳など多くの文人や著名人が訪れたということです。

 

床の間ですが、荒壁と漆喰塗のバランスが面白い。

和室から眼下に荒川の清流を望む。窓を開けると川風が気持ちいい。

天然鮎。冷えた日本酒でおいしくいただきました。

川面に映る、新緑が美しい

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