F 邸新築工事 中庭のある二所帯住宅

  • 2011.09.29 Thursday
  • 15:48
上棟後・開口部確認 

外部に面する開口部は、外観の表情、光の量、窓からの景観、隣家からのプライバシーなどを考えるととても大事です。

そしてその開口は、出来れば上棟が終わって、建物の概要が見えてから、再度図面の段階で決定した開口部を、もう一度見直したいものです。

見直せば、思ったより室内が暗いので、開口を大きくしたい、隣家との窓が気になるので移動したい、新規に窓を設けたい、等々。

初めて家を作る建て主にとって、図面の段階で開口部を正確に決定することは無理だと考えています。
しかし、実際にはハウスメーカーはじめほとんどの業者、設計事務所においてもこの段階の見直し作業は行われていません。

その理由は

・ すでに取得した建築確認申請が、開口部の変更によって採光計算や図面の変更、によって変更申請を提出することになり、経費と設計作業が増える。

・ 工事スケジュールが遅れる可能性がある。
(一般的に工事契約後、鋼製建具はすぐ発注されることが多い)

・ 見直しによって工事金額が変わり、手間や作業量が多くなる。


私の事務所の場合は、HPの監理設計の特色でも記載していますが、上棟後の見直し作業をしないうちに開口部の鋼製建具は発注しない様にしています。
 



Fさんご夫婦と現場でメジャー(巻尺)をあてて、設計上決定していた開口寸法をもう一度チェックしています。
窓の幅、高さ、壁の立ち上がり寸法、開く形状、セキュリテー、ガラスの透明か不透明かなど、再度確認します。


その結果、1階からロフト階までの開口で、6箇所以上の変更箇所が出てきました。設計段階で模型などで検討しても、現場に立つと平面で検討していた時と大きく違うことが分かります。



 一口メモ

外部の開口部は、外観の表情に大きく影響を持つので、部屋から見た時と、外からどう見えるかを考えながら決める。(同じ寸法でもFIX 窓、上げ下げ、片開き、滑り出し、引き違い窓、は用途と見た目が大きく変わリます)

同じ窓の大きさでも、向きが東西南北によってや、外の樹木や隣家の建っている状況によって明るさや、風の通りが随分違いますので注意が必要です。

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