シリーズ1 中庭(パティオ)について考える

  • 2011.10.12 Wednesday
  • 15:52
はじめに

 設計事務所を開設してからの仕事の流れを振り返ってみると、ここ10年ほど前から『中庭のある住まい』は急に増え出したように感じます。

最近では設計を依頼される時、最初に『中庭のある住まいにしたい』という要望がでることが多くなりました。

また、設計スタート時は中庭を意識しなくても、何案か提案している中で、中庭案を採用されるお客様が多くいらっしゃるようになりました。



『家の構造や『間取り』、そして『家族の暮らし』は、その時代を良くも悪くも色濃く反映します。

複雑化した現代社会に加え、都市住宅の環境の悪化や家族関係の変化という様々な状況が表面化していることを鑑みると、『家』の構造や『間取り』、そして『家族の暮らし』は、これまでの住まいの空間を定義する2LDKや3LDKといった画一的な表現だけではまったく足りてないことが分かります。

本来、家づくりを行う際に考えなければならないこと、または、その表現については、どんな住まいが私達の暮らしには必要なのかを考えることからスタートしなければなりません。

私は『中庭のある住まい』が支持される背景について検証し、解き明かしていく中で、現在の住まいが抱える問題点を掘り起こし、改善していくための方法を探っていこうと考えております。

『建築家のスケッチブック 〜不定期日記ブログ〜』では、『中庭(パティオ)』の歴史、構造の特色、家族関係にもらたらす変化なども含め、何回かに分けて『中庭のある住まい』について特集(シリーズ)を組んで行きます。


 
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