都市住宅 狭小地 土地の細分化について

  • 2011.10.14 Friday
  • 13:13

近年、東京の住宅地は凄まじい勢いで細分化されています。
少し前の時代、敷地面積が50坪とか70坪は一般的な敷地面積だったかと思います。

しかし、今の時代は50坪の更地であれば2区画、70坪なら間違いなくと言つていいほど3区画の住宅地に分割され、売りに出されます。

土地が異常に高騰し、細分化しないと売れなくなった結果だと思いますが、法の規制が拍車をかけていると、言えなくもありません。



この写真の建物は、1棟でもなければ二世帯住宅でもなく二軒の家の玄関が並んでいます。

手前に道路があって、奥の敷地であっても道路に2M接していれば建築確認申請を許可するという建築基準法によって、敷地が分割されています。

その結果、それぞれ幅2Mの敷地が延長され、奥でいわゆる旗竿敷地になっている敷地です。

本来旗竿敷地は、奥の土地を建築確認申請が取得できるよう配慮した、救済処置の意味合いもありますが、反面、建物の密集密度を増幅する面も否めません。

都市計画法ではなるだけ住宅の密集地を避けるよう配慮されていますが、実態はそうなっていない所にジレンマがあります。


設計者にとっても、家が幅2M弱しか見えない部分で、家の自己主張もし、存在感も出さなくてはならないのは、大変な時代だと言えなくもありません。


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