中庭・パテイオ について考える 3

  • 2011.11.13 Sunday
  • 19:32
日本の中庭を考える前に、ほかの国ではどんな中庭があるか考えます。

世界の中庭

中庭のある住居は世界中で設計され建設されており、その時代ごとに様々なバリエーシヨンが存在します。
それぞれ発生の歴史、目的によつて異なりますが、代表的な中庭を見てみます。

古代ローマ

ドムスでは中央にある屋根のない部分を「アトリュウム」と呼びます。(今日では「アトリュウム」というとガラスで覆われた中庭を指す)

構造は1階建てで外壁には窓が無く、採光は玄関とアトリュウムに頼つていた。中庭の周囲は柱廊のようになつており、後の修道院の構造に影響を与えた。 

中 国

伝統的な中庭のある住宅は、四合院(しごういん)と呼び広場を取り囲むように、いくつかの住宅が配置されています。それぞれの住宅には家族の各員が住み、家族が増えると背後に住宅を追加しました。
中国の場合この四合院の考え方が大規模な建造物や都市計画にも応用されています。

中国の中庭は「院子(ユアンツ)」「天井(テイエンテン)」と呼ばれ庭園と井戸があり、プライバシーと静隠の場所になつている。

中 世 ヨーロツパ

中世ヨーロツパの農家は中庭のある住宅の典型で4つの建物が四角い中庭を取り囲むように建つています。
中央の中庭には作業場、集飼い葉会場や小さめの家畜を飼う場所として使われた。


それぞれの国で発生した中庭は、その後モデルとして現代化され、住宅に取り入れられ、た新たな中庭の歴史を生んできました。

日本の中庭の歴史は、「町家」の中庭(坪庭)から始まりますが、大陸の国の発生とは異なり、日本独特の風土性から発生してきた意味合いが強いと思われます。

■ 次回、日本の「坪庭」について






 
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