私の中庭(コートハウス)論

  • 2018.07.31 Tuesday
  • 14:46

コラム 「私の中庭(コートハウス)論」   第四回 「子どもの成長と中庭(コート)」(2) 学童期・思春期

 

「子供の成長に必要なこと」 

就学前や小学低学年の子どもにとって、家は遊びの場として機能が求められますが、小学4年生頃から、

家族という認識や、プライバシーの観念、そして自分だけの部屋を求める欲求がめばえます。同時に、

協調性、創造性、そしてコミュニケーション能力を育む大切な時期であり、失敗すると家庭内暴力や、

不登校に発展するといわれています。

以前の社会は、子どもの成長過程におけるしつけや、上記の項目は、家庭、学校、地域社会がその役目を

担っていましたが、学校と地域社会はその機能が崩壊し、家庭だけが責任を負うことになりました。

特にこの時期の子ども部屋の与え方、その時期、どんな部屋といったことが大事になってきますが、

親としてあまり考えず、子どもには子ども部屋と機械的に個室を与えている場合が多いのが現実です。

子どもの成長過程で「家族空間」(家族の人間関係を含んだ生活空間)という意識を持つことが大切です。

 

学童期・思春期における中庭(コート)の効用

学童期・思春期の子供にとって「中庭(コート)のある家」はどんなかかわりが生まれるでしょうか。

 「誰も見ていない場所」、「誰も見ていない時間」をできるだけ与えない部屋は、いい子ども部屋の

 一要素だと思います。「中庭(コート)のある家」は中庭を囲むように、リビングや子ども部屋が並び

 ますので家族がどこにいても子どもの気配がわかり声も届きます。

▲好肇譽昂攜困篆瓦竜鐓貊蠅箸靴突効

 学校や家庭などで子どもは、さまざまなストレスを受けます。また近年、ともだち関係を含めた

 人間関係が築けなくストレスがたまる子どもが多い。子ども部屋では勉強部屋と位置づけられている

 ので、ストレスの軽減は難しいでしょう。無目的な場である中庭(コート)は自然が包み込んでくれます。

 ストレスが癒され、居場所づくりにもいいはずです。

C翊(コート)の「家族の年中行事」

 隣家からのプライバシーが守られた中庭は、秋のお月見、クリスマスツリーの電飾やこれまで家の中

 出来なかった行事で、新たな親子のコミュニケーションが生まれます。

せ匐,寮長過程を見ながら、中庭いっぱいに遊び回れるウッドデッキにしたり、砂場、樹木、家庭菜園

 などにつくり変え、子どもとともに楽しむことができます。

 

「中庭のある家」(コートハウス)は、子どもの成長過程において「生きる力」を育む住まいと言えるかもしれません。

 

※次回「私の中庭(コートハウス)論」第五回は、8月3日(金)掲載予定です。

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