世界でただひとつの我が家のつくり方

  • 2019.10.25 Friday
  • 16:27

                            第五回  世界でただひとつの我が家のつくり方

                                ー 建築家・設計事務所の選び方 −

 

自分に合った建築家・設計事務所をどう選ぶか。「建築設計事務所」という看板を掲げていても、仕事の内容は様々です。病院建築が主だったり、公共建築や商業建築が中心だったりいろいろですが、やはり住宅設計を中心にした設計業務をしている建築設計事務所を選ぶことが賢明です。

選ぶ基準は私なりに申しあげますと、手軽な方法として、インターネットや本で調べて気になった建築家・設計事務所をピックアップし、絞り込んでいく方法もあります。その場合の注意点ですが、お客様はどうしてもデザイン住宅というか、カッコイイ住宅を設計している設計事務所に目が行きがちですが、あまり良い選択の基準ではありません。

 

特にデザイン性を売りにしている事務所は、打ち合わせの段階でも、デザイン優先が先行し、せっかくお客様が家で話し合った暮らしのイメージをあまり聞いてもらえない場合も多いのです。私の事務所もデザインにこだわりますが、バランスの問題です。デザインはその時代にカッコ良くても、10年ほど経てば陳腐化する可能性もあるのでその見極めも必要です。

 

まず、ホームページでその代表の建築家の設計コンセプトや、どんな思いで設計しているのかという部分に注目してください。またその方の人生観を知ることも大切ですが、なにも語っていない建築事務所はむしろ選択の基準から外したほうがいいでしょう。平面プラン (間取り) によって暮らしも行動も全く変わりますので、家族の絆や会話など生活動線を大切にしている建築家・設計事務所であれば、デザインにしても味のある、飽きのこない家ができるはずです。

 

最後の決め手はやはり人間性かと思います。直接お会いし、家族で話し合った暮らしのイメージやこだわりをはなし、分かり合えたら、その方に家づくりを託してもいいのではないでしょうか。

ぜひ、一生一度の家づくりを、「世界でひとつだけの我が家」を建てて、暮らしを楽しんでいただきたいと思います。

 

 設計料がかかるので、建築家・設計事務所に依頼したくても無理と考えているお客様に。

設計料についてですが、建築家・設計事務所と二人三脚で建てる家は、お金に換算できない価値をもちますが、設計料を入れたコスト的に見ても安いのではないでしょうか。私の事務所の場合においても、設計料を加算しても大手ハウスメーカーより金額が低く完成した事例がたくさんあります。近年の狭小住宅については、平面プラン (間取り) を含むコストバランスは間違いなく、建築設計事務所が勝っていると思います。  お客様の「世界でひとつだけの我が家」をつくりたいという、熱意が一番大切です。

 

※ 第一回から第五回(最終)まで、ご購読ありがとうございました。 ご質問・ご相談メールにてお受けします。

 

 

『建築家となら望みどおりの家が建つ―事例でみるプランニングから完成まで』

  こだわりのある住宅を、建築家とつくるためのプロセスを実例と共に解説しています。

   少し古い書籍ですが、ご参考にしてください。

 

 

 

スポンサーサイト

  • 2020.01.29 Wednesday
  • 16:27
  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -
    コメント
    コメントする








        

    PR

    calendar

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    << February 2020 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM