『施主支給』 古い体質からの脱皮必要

  • 2019.11.12 Tuesday
  • 15:45

                               『施主支給』 古い体質からの脱皮が必要

                           私の事務所は、「施主支給」を積極的に受け入れています

 

現在の住宅業界(工事会社)の多くは、「施主支給」に対して、工事利益の減少、面倒な手間、経費が掛かるとの理由で極端に消極的です。またハウスメーカーは全く「施主支給」は認めておりません。 なぜでしょうか。

 

私の多少独断的な言い方になりますが、工務店の場合は古い体質ゆえに、長年続いている流通業者との取引をなかなか崩せない事と、なによりも「施主支給」を認めると、大幅に工事利益が減ることになります。

ハウスメーカーの場合は、建築資材、設備 (キッチン、洗面キャビネット、便器、あらゆる住宅設備機器) など全ての商品を絞り、大量に購入することによって想像以上の大幅なコストダウンをしていますので、個々のお客様の「施主支給」は大きく利益を減らすことになり、認める訳にはいかないのです。

 

しかし、自由市場のこの時代、あらゆるものがインターネットやその他の手段で選択し、自分なりの個性やこだわりを求めていける時代ですし、納得いく金額で購入できる時代です。それなのにハウスメーカーは「施主支給」はおろか限られた商品の中からしか選ぶことが出来ません。お客様の側を向いていない企業体質に怒りすら覚えます。

 

私は以前から疑問を持っていましたので、事務所と登録している工事会社との間では、最大限「施主支給」を受け入れる体制をとっています。このことは実施してみて分かったことですが、とてもいい面が出てくることを確認しています。それはお客様が自ら選らび、手配し、購入する商品は (もちろん設計者としてアドバイスはします) 責任が伴うため、設計の打ち合わせもとても熱心で真剣です。また家が完成し暮らしが始まった時、家族で選んでいるだけに、愛着もひときわ深いものがあるようです。

 

「施主支給」になってコストダウンした分のお金は暮らしの充実や (笑い話ではありませんが、設計監理費用のほとんどを賄ったと言うお客様もおられました) 付加価値を高めるために使うなど、さらに充実した家づくりに繋がっていく気がします。

 

 

■「施主支給」(せしゅしきゅう) の意味

お客様が工事会社にたいして住宅設備、アクセサリー類、その他を提供すること。お客様が直接工事会社に対して提供するため、通常の工事より安くなるメリットがある。   

 

※ コストダウンするための「施主支給」のルールもあります。詳細についてはメールでお問い合わせください。

 

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