「注文住宅」はハウスメーカーに頼んではいけない。−プロが教える裏側の話ー 第一回

  • 2019.12.23 Monday
  • 13:45

             注文住宅」は、ハウスメーカーに頼んではいけないプロが教える裏側の話

 

第一回 ・ ハウスメーカーの歴史 (背景と企業体質)   ・ ハウスメーカーのメリット、優れているところ

 

■ 時代背景 

 日本に初めてハウスメーカーが登場したのは、今から60年以上前の1955年(昭和30年代)です。それまで住宅建築を担ってきたのは大工さんや、職人さんの手によって組み立てられる、伝統的な「木造在来工法」でした。

 しかし、戦後、高度経済成長に入りつつあった時代に、住宅が極端に不足し、大量に住宅を供給する必要になりました。 そこで建材や部材を規格化し、工場で大量に生産して、住宅を安価に供給するために創業されたのが、住宅メーカーであり、現在のハウスメーカーです。そして現在では、住宅供給棟数ではハウスメーカー抜きにして考えられないほど、巨大企業に成長しています。

 

■ ハウスメーカーの特徴

 成長の歴史を見て分かるように、企業として急成長し利益を生み出す大きな要素、特徴の主な要因を上げてみます。

 

  惺業化(プレハブ化)』  住宅を構成するあらゆる建材、部材のプレハブ化。

◆ 惺場での大量生産』  プレハブ化された建材、部材等を工場で大量生産。

 『型式適合認定の取得』  部材、仕様、工法をあらかじめ行政から認定を取り、本来必要な検査等の手続きを簡略化する事によって経費を圧縮し、利益確保に貢献します。この『型式適合認定』は、建主にとって何のメリットもないばかりか、将来増改築をすることがかなり難しいか、許可が取れません。[この部分はあまり知られていません] 適合認定を取得した建物の弱点といえます。

ぁ 愨舂明宿併兎れ方式』 設備、建材メーカーから製品、仕様をしぼり、大量に購入し大幅なコストダウンを可能。

 

 銑い蓮工務店等ではできない、ハウスメーカーの4大特徴といえます。その結果ハウスメーカーは住宅原価を下げることに成功し、各ハウスメーカーによって異なりますが、住宅1棟につき

粗利益率45%〜50%。1棟2、000万(税抜) の住宅なら原価約1、100万(税抜)(粗利益45%)以上を実現しています。

 その膨大な粗利益の主な内訳は、人件費のほか、テレビ、ラジオ、雑誌、パンフレット広告宣伝費、住宅展示場の出展、営業マンの報酬、企画開発経費や本社、支店経費、保障費、その他に充てられます。

 企業は収益構造を確立することが目的ですが、ハウスメーカーは完全に住宅を、一般のモノと同じ「商品」として住宅を位置づけていることが分かります。

※ 時間をかけ、お客様と「世界でひとつだけの我が家を作りたい」という作業から比べると、ハウスメーカーの家づくりは、いちばん遠い所にあるように思います。

 

・ハウスメーカーの主なメリット・優れているところ (ネットで検索するとこのほかにも出てきます)

[品質の安定]  全て部材や構造等の仕様が規格化され、工場生産するため、品質にばらつきがない。

 

[工期が短い]  部材の調達から施工、完成まで効率よくシステム化。設計部門と工事部門の分業化。 

 

[保障の充実]  企業としての制度や体制が充実しています。保障の付帯サービス等が整っています。

※ 一生一度の、こだわりの家づくりを考える場合、ハウスメーカーのメリットは、あまり関係がないように思うのは私だけではないと思うのですが。  もちろんお客様が、上記のメリットを、家づくりの優先順位の一番に上げるのなら、ハウスメーカーに依頼したほうがいいでしょう。

 

※ 次回第二回目は ・私が考える短所・デメリット ・ ハウスメーカーの宣伝する「注文住宅」、「自由設計」とは。

※ ご不明なところ、ご質問、ご意見については、メールにてお問い合わせください。 

 

 

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM