T

  • 1970.01.01 Thursday
  • 09:01
[caption id="attachment_1076" align="aligncenter" width="426" caption="T邸 内部工事"]T邸 内部工事[/caption]

  • 1970.01.01 Thursday
  • 09:01
[caption id="attachment_1012" align="aligncenter" width="426" caption="京都 四季の移ろい 2"]京都 四季の移ろい  2[/caption][caption id="attachment_1011" align="aligncenter" width="426" caption="京都 四季の移ろい"]京都 四季の移ろい[/caption]

『東日本大震災』 を建築家として考える

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
東日本大震災から間もなく20日が過ぎようとしています。 設計に携わる者として津波の後の状況に言葉もありません。

「風景と建物の記憶」を設計の根幹に据えてきた建築家、安藤忠雄はこの現状を

「これほどの範囲で風景が消え、物理的にも精神的にも全てが一気に奪われるとは」 とその変わりようを悼んでいます。

また陸前高田に住んでいた女性は、土地に慣れ親しみ自分の原風景だった景色が、一瞬にして眼前で消えた現状に 「みんな、もう海辺には住まない」 とテレビで声を震わせていました。

家を建てるという設計に身を置く者として、どんな言葉をかけてよいか分かりません。

震災後2週間以上経っても、東京のどのスーパーに行っても水さえ買えない状況は、こんなにも経済基盤や精神風土が脆かったのかと思い知らされます。

より便利に、より快適な生活を追い求めてきた暮らしも、根底から見直さなくてはならないことは必須でしょう。

原発事故の拡大と計画停電は、豊富な電力が当たり前のようにあるという前提で、安易に推し進められてきた住まいの『オール電化』への反省と警鐘でしょう。

風が通らない気密性の高い部屋を作り、換気は電気で行う『24時間換気』。

節水を含め、電気に頼る便利すぎる『便器』や『水洗器具』といった衛生機器。

電気が停電になり、エレベータが止まり、断水になった高層マンションの暮らし。

かつての住まいと暮らしには考えられなかった豊かさゆえの問題が、突きつけられています。

建築家として様々な問題を真摯に受け止め、時間をかけて考えていきたいと思います。

秋のスケッチ展

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
青山スケッチの会
この会はペン画を描く方が中心に構成され、東京やその近郊の街並みを中心にスケッチを描く会です。今年で3回目です。

スケッチのグループ展が高輪区民センターで開催され、私は二点出展しました。
変わり行く街並みと、大井埠頭の海浜公園から対岸の風景を描いたものです。



















暑い夏が終わり、気持ちのいい秋の季節になっているのに、仕事でなかなか時間が取れなかったのですが、ようやく書きその日の朝、新宿の世界堂で額を選び、会場に持ち込みました。






この季節は絵画展のラッシュで、見に行きたい美術展がたくさんあります。
                  さていくつ見に行けるか楽しみです。






I

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
中庭の吹き抜けを取り囲むように、リビングダイニング、子供部屋が並びます。

廻りには住宅が建て込み、十分な庭が確保出来ないこともあって、家族がどこにいても緑が見える中庭のプランを選択されました。

中庭の効用や魅力はそれだけではありません。 吹き抜け部分の屋根には大きなトップライトがあり、太陽の光が降り注ぎ、どの部屋も明るく、風が吹き抜けていきます。

中庭の吹き抜けはまた、現代の住まいに欠けている、室内空間の広がりと、豊かさを得ることが出来ます。 

※平面図を2回クリックすると大きさサイズで確認出来ます。

[caption id="attachment_416" align="alignnone" width="460" caption="I邸スケルトン 2階の平面図(変更後の間取りです。)"]I邸スケルトン 2階の平面図(変更後の間取りです。)[/caption]

[caption id="attachment_417" align="alignnone" width="444" caption="I邸リフォーム前の間取り 2階平面図です。(変更前 既存の間取り)"]I邸リフォーム前の間取り 2階平面図です。(変更前 既存の間取り)[/caption]

F.M

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
Fさんご夫婦は以前から「中庭」(コートハウス)のある家に住みたいと思い、土地を探されていました。

Fさんご夫婦との出会いは土地を決定する前からで、「中庭」のある家を設計している設計事務所を探しておられ、ネットのH・Pを見られてのことでした。

敷地を決定するまでのプロセスをふくめ、平面図の決定まで追ってみたいと思います。

講演会おかげさまで無事終了しました

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
8月26日、INAX (イナックス) 主催の セミナー

コミュニケーションを育むリフォーム」~家族が幸せで、明るく豊かに暮らす家づくり〜 の演題で約2時間講演をしてきました。

今回はINAXに登録している建設業者の方だけの集まりでしたが、リフォームをやっている業者さんからコミュニケーションをテーマにした講演をして欲しいという希望があって、私にオファーがあったことを聞き驚きでした。

リフォームの現場でも、便利性や快適性ばかりでなく、家族のコミュニケーションを含めた様々な取り組みが要求されているからなのでしょうか。

戦後から高度経済成長をへて日本の社会は便利、快適、効率性の向上を目指して発展を続けてきました。

私たちの住まいも例外ではなく、特に設備、素材、は技術革新によって大きく変わりましたがそれでも便利、快適性の欲求は留まることを知りません。

 しかし、そうしたハードの部分は著しく発達したものの、親子のスキンシップや自然にコミュニケーションを育む家族空間は、といったソフトの部分はないがしろにされてきました。

住まいがどんなに便利で快適になってもいい家にはなりません。 それはいい家にする必要十分条件の必要条件の一つにすぎません。 じつはこの事を認識していない建築関係者を含めユーザーは以外と多いのです。

豊か過ぎるこの時代、現代の住宅が見失ってしまったものはなんでしょうか。

かつての住まいを振り返って現代の nLDK住宅は、「何を失って何を得たのか」を改めて検証する事は大切だと思います。

様々な事例をあげながら話をしてきました。  猛暑のなか業者の皆さんお疲れ様でした。

 

 

駆け足の夏休み

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
後半は都内新国立美術館で開催されているオルセー美術館展の鑑賞。(8月16日終了)

信州、軽井沢信濃追分の平岡文庫で作家、角田光代氏と根本昌夫氏の対談を聞きに行きました。

平岡文庫の建物は建築家、内藤廣の作品でぜひ見たい建築でした。木とポリカーボネイトのシンプルで爽やかな室内空間でした。

対談の後は 「風立ちぬ」、「聖家族」、「美しい村」 の小説を書き、軽井沢で生涯を閉じた 作家、堀 辰雄 の記念館を巡ってきました。 以前から好きな作家でしたので楽しいひと時でした。

翌日は名古屋でお墓参りをし、京都に入り 大文字焼の送り火を鴨川の川原でビールを飲みながら亡き人を偲びました。


[gallery link="file" order="DESC" columns="2"]

いつもの年は大文字の送り火が終ると、秋の気配がするものですが、相変わらず猛暑が続いています。 
お体にご自愛を。

著書『住まいに居場所がありますか』大学入試問題に採用されました

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
横山彰人著 住まいに居場所がありますか?前回のブログにもご紹介しましたが、新たにもう一校の大学の国語の入試に引用されました。

一冊の本から二つの大学から引用されたことを、素直に喜びたいと思います。

採用された部分は、高層マンションの高層階での子育ては、子どもに様々な悪い影響を与えやすいということを、事例を用いながら書いた部分です。


東京都内に限らず、高層マンションが乱立し、高層階ほど人気が高いという現象に、その環境が子どもや高齢者にどんな影響を与えるかに、警鐘を与えたいという意味もありました。

正面からこの問題を取り上げる人が少ないだけに、その部分が取り上げられたことがとても嬉しく思いました。

『中庭のある家』 二世帯住宅の家

  • 1970.01.01 Thursday
  • 08:59
F 邸 平面図ができるまで

二世帯住宅 5  希望条件 『中庭のある家』

A B案共通した設計コンセプトで設計されていますが、お客様が様々な暮らしのイメージを描けるように、あえてプランを変えています。

二つの平面プランを見ながら、どちらかを選ぶというのではなく『いいとこ取り』 ではないのですが家族で話し合いながら、例えばリビングはA案がいい、キッチンはB案がいいといったように、楽しみながら自由に検討して頂きます。

そんな家族の話し合いを経て、次の打ち合わせに入ります。

[caption id="attachment_98" align="alignleft" width="460" caption="F邸のA案図面"]F邸のA案図面[/caption]

[caption id="attachment_97" align="alignnone" width="460" caption="F邸のB案図面"]F邸のB案図面[/caption]

中庭のある家をみる

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