現場監理 断熱材 チェツク  その他 

  • 2008.06.28 Saturday
  • 11:56


 建設地  横浜  T 邸 新築工事
 この日は断熱材がしっかり入っているかを見たり、空間と光の量のバランスを確認する作業です。
 
 特に床と壁、壁と天井がぶつかる部分は念入りにチェックします。この部分が疎かになると断熱の意味が半減します。





          リビングルームからロフト階を見る

 窓や開口部を残し 壁や天井に断熱材が入ると囲まれた感じになり、急に家らしくなります。

 お客様が 設計図の段階でなんとなく想像していた空間が、断熱材が入ることによって実際の空間スケールが分かる日でもあります。







ロフト階の開口部分を見る                リビングから和室を見る

 この段階で太陽の光の入り方や、照明器具からの配光の分布状況も再度確認します。


 ■ 一口 メモ
 柱や間柱が見えるもの段階で確認検討することは多い。

 将来手すりつけてバリアフリーの対応を計画している場合には、あらかじめ下地を入れおく必要があります。

 またタオル掛けや 絵 を掛ける位置などの確認など、下地の問題があるので今の状態のうちに決めておくとよいでしょうう。

  

 













モディリアーニ 展

  • 2008.06.25 Wednesday
  • 22:19


オープンの日から見たいと思っていたのに、ようやく足を運んだのは最終日でした。

 映画や演劇もいつも見行くのは最終日近く、あわただしく反省しています。
 

 高校時代からなぜか モディリアーニ が好きで、思い出せば机の前の壁にはいつも 首 の長い女性を描いた、複製写真がありました。

 この頃好きだったのは、印象派の絵も好きでしたが ビッフェ 佐伯祐三 だったでしょうか。

 雨が降っていたせいか思ったより混雑もなくゆっくり見ることが出来ました。
 モディリアーニが アフリカや東南アジアの芸術に深い関心を寄せていたことを、初めて知りました。

 肖像画から受ける印象が独特なのも、原始主義の影響であることが理解できより深く見る事ができました。

                小雨の中の 国立新美術館  
  













N 邸 現場監理   電気配線チェック その他

  • 2008.06.22 Sunday
  • 17:52


 建設地  所沢市 N邸 新築工事 







 この日はNさんご夫婦と一緒に現場で 電気配線、コンセント類、スイッチ、照明の位置などを中心に、各部屋ごと様々な項目をチェックし確認する作業です。

 この段階で 変更、移動、増設 などの調整を行います。設計の段階でかなり詰めて打合せを行っても、いつも幾つかの変更が出てきます。

 同時に前回の現場打合せの時確認しましたがもう一度 窓の位置、高さ、空調の位置の確認や光の入り方など、再度チェックし調整を行います。

 







9メートル以上の高さのトップライト
         光の入り方がよく分かります 

 現場の作業はこのあと造作工事に入っていきます。
 ドアの開き方、引き戸の引く方向  (N邸の建具はほとんど引き戸) や家具 の使い勝手もチェックします。

 現場での打合せ時間、トータル 4時間30分。   お疲れ様でした。   

一週間後の トップライト  壁が出来て光が絞られている様子が分かります













建築家  吉村順三 記念ギャラリー

  • 2008.06.19 Thursday
  • 14:20


 月に一度ほどのペースでこのギャラリーに足を運びます。

ここはかつて 吉村順三氏の設計事務所 (目白)で、現在「小さな建築展」として過去の作品が二ヶ月に一度の入れ替えで展示されています。







 私の大好きな建築家の一人で、この空間に入るととても落ち着けます。

同時に日常の設計活動を反省する場でもあり、元気をもらいに来る場でもあります。

 この日は日本画家 「東山魁夷邸」 展で昭和28年の設計から3度の増築までの設計図面と写真が展示されていました。

 ここに来ると毎回さまざまな発見や教えられるものがあります。

   吉村氏の言葉      大事な事は 「 しないこと 」 

 建築家として設計活動している方なら、誰もが重く心に残る言葉だと思います。


 

 













ボランティア   盲導犬育成 募金活動

  • 2008.06.16 Monday
  • 11:17


 現在7、800人の目の不自由な方々が 「盲導犬と歩きたい」と希望しています。

 しかし現在、日本全体で活躍している盲導犬は 1,000頭で、訓練する場所、 訓練する指導員、そしてなにより資金が足りません。

 そのため残念ながら、なかなか盲導犬の数が増えていきません。







 この日 世田谷区 砧(きぬた)公園 で日本盲導犬協会の方のお話や、実際の訓練のデモンストレーション,そして子供たちに盲導犬に触れてもらったり、そんな会を企画しました。

私たちグループは、募金箱をもって御協力を呼びかけました。 楽しい一日でした。













取材  コミュニティサイト 『みんなの住まい』 特集ページ

  • 2008.06.13 Friday
  • 09:28


 この日の取材はリビングでいかに家族のコミュニケーションを深められるか、 というテーマでした。

 リビングのあり方と家族関係の深い関係性や、家族のコミュニケーションを活発にするためのリビングプランの工夫など、2時間ほどの取材をうけました。




             清 澄 庭 園   江東区清澄


 取材項目は      ・ 日本のリビングの変遷について
              ・ コミュニケーション豊かなリビングをつくるためには
              ・ リビングとテレビの関係について

 家族の個人化、個別化がすすみ,家族が共有にする時間も空間もますます少なくなっています。

 欧米スタイルのリビングに変化し、日本のリビングが 得たもの、失ったもの を考えながら、今日のリビングのありかたを探ります。     
 
 掲載は 2008年 6月末
    三井不動産レジデンシャル コミュニテイサイト 「みんなの住まい」 です。

  













柱 (はしら) の きず

  • 2008.06.10 Tuesday
  • 09:29


 今月から工事が着工する M邸は建て替えで二世帯住宅に生まれ変ります。
 
 この日はMさんと仮住まいへの引越しが終わり、解体される家での立会いです。



  「柱のきず
 一度消して上からまた刻まれているのが分かります


 家族の思い出がいっぱい詰まった 家。  がらんとしたリビングが寂しそうです。

 新しい家にかつて住んだ家族の記憶を何か残そうと思い、一本の柱に刻まれた「柱のきず」を残そうと思いました。

     はしらのきずは おととしの

     五月 五日の 背くらべ ・・・・・ 童謡 「背くらべ」  中山晋平 作曲

 毎年、五月 五日に家族みんなで刻んだ 柱のきず 。

よく見ると柱にはお父さん、お母さん、子供だった頃のMさん、お姉さん、お孫さん の背の高さが刻まれています。

 この柱を新しい家のどこに残そうか、設計者として楽しい悩みでもあります。













 住まいの メンテナンス     窓枠塗装

  • 2008.06.07 Saturday
  • 07:53


以前リビングルームの増築をした Yさんから外部窓枠が傷んでいるので見てほしいと電話があり、ご自宅にうかがいました。

 リフォームして7、8年かと思っていたらなんと11年前と聞いて改めて年月の早やさを感じました。







 ご夫婦ともお元気で室内は11年経つとは思えないほど手入れが行き届いて、大事に使われているようでうれしく思いました。

 しかし数年前、区の業者が塗り直したそうですが、その塗り方がしっかりした工程を踏んでいなかった為、さらに状態が悪くなってしまったようです。






                 傷んでいる 外部窓枠

たかが塗装というなかれ 塗装ほど塗り方によって差が出る仕上げはありません。   上品にも貧弱にもまた耐用年数にも大きく差が出ます。

 

          11年前 リフォームしたリビング ダイニング ルーム
 仕上材料   カリン ムク材  壁 シックイ塗り  天井 米松クリアラッカー













K・M  邸  リフォーム誌  取材 

  • 2008.06.04 Wednesday
  • 09:48


 K・M 邸  マンションリフォーム 
雑誌「ナイス リフォーム」掲載の取材があり、久しぶりにT・M邸に取材のスタッフ、カメラマンと訪れました。

 明るい空間でご家族が居心地よく快適に暮らしているのを見て、設計者としてとてもうれしかった。   詳細は今月の「ナイス リフォーム」誌に掲載されます。

 既存の3LDKを思い切って 1LDK にしました。こんな例を減築ともいいます。

 部屋数より “コミニケーションのとりやすい家族空間“ を選択したご夫婦。

 洗面所、浴室も広くし収納力も充実させ、どこにいても家族の気配が分かる空間 にしています。



















 共働きのご夫婦は、いつも家族で時間と空間を共有していたいとの考えから、今の段階ではあえて子供部屋は作りませんでした。






子供の成長にあわせてベッドルームをつくるプランを用意し、家族の成長に合わせて住まいも成長する設計としています。



              玄関の灯りが温かく家族を迎えます

        床 コルク貼   壁・天井 ケソウド塗り  全て自然素材













季節 の 花

  • 2008.06.01 Sunday
  • 11:30


 姫百合 (ひめゆり)    夏の花   

ワイングラスに 姫百合 の花。1ヶ月ぶりに出席した 絵画クラブ で描きました。





  ユリ 科    花言葉  「 誇り 」

 万葉集 には姫百合 として 1首 詠まれています。
     夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものぞ
                  大伴坂上郎女 (おおとものさかのうえのいらつめ) 

 この花は、沖縄や本州南部に多く見られる赤い百合をイメージしますが「可憐なかわいい百合」と言う意味で 「姫百合」 という言葉を使っているのでしょう。


 花のスケッチは、その花のいわれや、どんなエピソードがあるかを想像しながら描くのも楽しいものです。  終わった後、みんなで飲む お酒 がこれまた美味しい。

                山王絵画クラブ 風景 (港区 赤坂)













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