外壁の色の決定

  • 2008.10.29 Wednesday
  • 06:49


 N 邸 所沢 新築工事 

  この写真は外観の色を決める為、何種類かの色のサンプルを並べています。
 

 私の事務所では、外壁の色を決める場合、写真の素材はマジックコートですが、このような塗りの素材の場合には、必ず現場で決めるようにしています。

 最初は事務所でたくさんの小さな見本の中から、クライアントと一緒に何種類かを選びます。

 そしてその品番をメーカーに伝え大きな見本を作ってもらい、写真のように現場に並べてみんなで決めます。

 この日は晴天でしたが、しばらく現場に置き、曇りの日や雨の日も見た上で、最終的に決めるようにしています。


  ■ 一口メモ

  色の面積効果 と言う言葉を知っているでしょうか

 これは小さな色のサンプルで決めてしまうと、外壁という大きな面積になった場合小さな色見本と同じ色であっても、色が薄くなったり、明るくなったりします。

よく聞く例ですが、選んだ色はもっと濃いように思ったが、明るすぎてイメージが違ったと後悔される方もおられますが、面積効果という目の錯覚が引き起こす現象を知らない事によります。

 ですからカーテンや室内のケソウ土やクロスを選ぶ場合でも、出来るだけ大きなサンプルを取り寄せるか、ショウルームまで足を運んで決める事をおすすめします。















工事監理

  • 2008.10.26 Sunday
  • 10:35


N 邸 新築工事  掘削工事
基礎工事の直前の掘削工事です。 ベタ基礎なのでこの段階ですでに排水管の配管は終了しています。


建物の北側の一部 2.7×5.4 の部分は約1.2 ほどグランドラインから掘り下げています。

この部分は、1階と2階の間に天井高さ約1.3の空間を取り、収納、子供の遊び場、など多目的に利用するようにしました。

全面的に半地下にするわけではありませんので、全体の工事金額から見ると大きなUP要因ではありません。 こんな部分があるだけで住まいは 豊かさと余裕 がでてくるものです。














一番大切にしていること つづき

  • 2008.10.21 Tuesday
  • 21:43



前回コラム一番大切にしていること続き

中庭を設けるプランに加えておすすめしたいのが、二階にリビングをもってくるプランです。
このプランでは都市の狭い土地でも十分に広がりをもち風が通り光豊かな明るい家を実現できます。


 これは、二階のほうが光を採り入れやすく、風通しがいいという点に加えて、家族が集まる部屋はできるだけ広いほうがいいという考えにも関係します。

一階では、天井を高くするといっても限界がありますが、二階ならある程度は余裕をもたせることができるので、空間を縦にも広く設定できます。また、天井の形状についても、一階よりは変化をもたせていろいろな表情をつくることができるのです。



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いちばん大切にしていること。

  • 2008.10.16 Thursday
  • 18:27



私が家づくりでいちばん大切にしていることは『風が通り光豊かである』ということです。

通気性と光を十分に確保する一つの方法として、庭を一方に寄せてしまうのではなく、家の内側に設けるプラン、つまり、中庭を設けるプランが有効だと考えています。
続きは More・・・をクリック


現在では、都市に家を建てようとしたときに、十分な庭をつくることができない場合がほとんどです。やっと南向きに庭のスペースを確保できたとしても、前方に家があるのなら、塀や壁によって光や風、視界を遮られてしまうでしょう。今、家が建っていないからといって、これからもずっと建たないという保証はありません。家ならまだしも、アパートやマンションができてしまうこともないとはいえないのです。

中庭を設けるプランだと、視界という面でも操作ができますし、なんといっても風通しがよく、たくさんの光を室内に採り入れることが可能なのです。

また、部屋のなかから中庭を通して別の部屋を眺めることができますから、家族がどこにいるのかを把握しやすいというメリットがあります。人影は見えなくても、夜に明かりが灯ることによって「あ〜、帰ってきたな」と認識することもできるでしょう。

 さらに、回遊性という点についても、普通の四角形の間取りにはない柔軟性を生み出すことができます。上の写真の家のプランでは、家のなかを一周することができるので、部屋から部屋ヘスムーズに移動することができます。

2回目につづく・・・




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コラム 3 『はじめにお金ありきでスタートしない』

  • 2008.10.11 Saturday
  • 08:53



これから家を建てようとするとき、予算の決まっていない家族はありません。施主にとって、家を新築することは一生でいちばん大きな買い物になりますから、資金を捻出するためにローンを組むなどといったマネー計画は、ほとんど終了している場合が多いといえます。

ただ、ここで問題となるのが、施主がこの「予算」に固執してしまうということです。その結果、ハウスメーカーや工務店に依頼する際に、まずはじめに予算を告げてから、家づくりの具体的な検討に入るということになってしまうわけです。たしかに、ハウスメーカーや工務店の場合は、はじめに予算を言っておかないと、金額がかさんでいく傾向にありますから、しかたのないことだと思います。

でも、「はじめに予算ありき」でスタートしてしまうと、予算オーバーしてしまったときに、本来自分たちがもっていた「家づくりに対する希望」をどんどん切り捨てていくことになってしまうのです。これでは本末転倒もいいところで、なんのための家づくりかわからなくなってしまいます。


つづきをご覧になりたい方はMore・・・をクリック


(予算を最初に掲げてしまうと、いろいろな面でプレッシャーとなって表れてきます。どうしても予算が足りない場合は、配管、設備などの今しかできないもので予算を削るのではなく、あとからでもできることは、思い切って住んでからの二期工事も視野に入れて考えてみるのも手です。なんでもかんでも無理して予算内ですべてをやってしまうと、あとあと後悔することになります。)

そこで私の場合は、施主と一緒に家づくりをはじめるとき、予算については一切聞かないことにしています。つまり、予算を前面に出して考えるのではなく、家づくり全体を考えるなかに、予算の問題も含まれていると、とらえているのです。



つづきは『建築家がコストダウンで工夫すること』で述べていきます。



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Т 邸 工事監理

  • 2008.10.07 Tuesday
  • 09:32


 ほぼ室内が完成した現場へТさんの子供さんがお母さんと一緒に見えました。

子供はやはりロフトが好きなのか、打合せの間中ロフトで遊んでいました。やはり子供はこういう空間が好きなのですね。
 

住まいの中でこんななんでもない空間が、豊かさや子供に創造性を養うことにつなが行くのだと思います。

 Т邸は最後の外構工事にはいり、今月完成です。













今月の「住まいづくり(無料)相談会」のお知らせ

  • 2008.10.02 Thursday
  • 22:33



夏の厳しい暑さも、うそのようなさわやかな秋となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今まで延び延びになっていた「家づくり」を
この機会にゆっくりと考えてみてはいかががでしょう。

新築の計画、二世帯住宅、リフォーム、建替え計画などや、かかえている様々な住まいに関する悩みなど、お気軽にご相談下さい。


【これまでのご相談例】

・新築、建替え、二世帯住宅

・建替えにするか、リフォームにするか迷っている

・間取り変更のリフォーム

・耐震補強

・子供部屋の考え方

・予算の組み方




『住まいづくり(無料)相談会』

※ご予約制とさせていただいております。

ご予約はご都合のよい日時をメールFAXにてお知らせください。


日 時

10月10日(金) 19:30〜21:00

10月11日(土)  1回目   11:00〜13:00
2回目   13:30〜15:30
3回目   16:00〜18:00

10月12日(日)  1回目  11:00〜13:00
2回目   13:30〜15:30
3回目   16:00〜18:00

10月16日(木) 19:30〜21:00

※夜しか時間の取れない方のために19時30分からの相談も受けておりますので、ご利用ください。


場 所

横山彰人建築設計事務所 にて

東京都新宿区西新宿3−3−23‐1507

TEL 03-3348-2808 
FAX 03-3348-2829

アクセスマップはこちら




















コラム「建築家が明かす家づくりの極意」2回目

  • 2008.10.01 Wednesday
  • 11:23



建築家の設計プラン 〜ハウスメーカーとの違い〜のつづき

建築家とともに家を建てる場合は、設計案が一つということはありません。

たとえば、私の事務所の場合では、いく度かの打ち合わせを重ねて施主の希望がほぼ伝わってきた段階で、平面図のラフ設計案を作成することになりますが、そのラフ設計案は、最低でも三つほど作成して施主に提出します。なぜなら、たとえ制約の多い敷地であろうと、それをクリアする方法はいくつか見つけ出すことができるからです。家の形を敷地に限定され、設計案を一つしか作成できない、またはコスト最優先で一つしか作成しないということはないのです。


つづきを見たい方はMore・・・をクリック↓


先ほど、私の事務所ではラフ設計案を最低でも三つ提出すると述べましたが、そのなかから即座に一案だけを決定できる施主はあまりいないでしょう。だいたいの施主が、どれを選んだらいいのか悩むのではないでしょうか。

また、ほとんどの施主は、一案を選択したのなら、すべてがその設計で進んでいくと考えてしまいます。

そこで、私の事務所では、三つの案のなかからそれぞれの箇所について、好きなものを選択できるようにもしています。

Aのリビングは気に入ったけど浴室はBのほうがいいとか、トイレはCのほうがいいというように、自由に選択できるのです。

そして、それをまとめた設計を、また新たに提案するという過程を、施主が納得するまで繰り返します。


具体的な参考例として、敷地は角地で敷地面積 約21坪、家族構成はご夫婦 子供2人の4人家族のプランについてBlogの2008年07月 11日の『N邸 打ち合わせ用スケッチ パース』を掲載をしております。ご参考まで。


3回目につづく・・・








■おせらせ■

3名さま限定で一級建築士横山彰人がご自宅のリフォームのプランづくりをサポートします。
(最適なリフォームプラン「平面図2枚&スケッチ2枚」を作成致します。)


詳しくはこちらで掲載しております。

ふるって応募をお待ちしております!




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