江戸 (東京) の坂

  • 2009.03.30 Monday
  • 14:07


 桜 坂  港区
 この坂道は、六本木通りから、東京全日空ホテルの北脇を東に向かって登る坂道です。近くにはスペイン坂、霊南坂などがあります。
木の標識、最近は金属製の標識に変えられていますが、やはり木の方が趣きがあります。
          坂道の両側には多くの桜の木が植えられています。
            見上げれば全日空ホテルがそそり立っています。
 
 坂の名前の多くは、誰が付けたというわけではなく、庶民の暮らしから自然に付けられた場合が多く、当時の生活や環境に思いをはせる事ができるので、面白い。













小さくても豊かな家

  • 2009.03.29 Sunday
  • 22:16


 住まいの豊かさとは
 現代の住宅で最も欠落しているひとつは、 拡がり感 だといわれています。
 しかし面積が大きいからといって、住んでいる人が空間の豊かさを感じているわけではありません。

 小さな部屋の寄せ集めでは、面積が大きくても豊かさを感じることは出来ません。敷地面積が小さくても様々な設計の工夫によって、驚くほどの豊かさを手に入れることが出来ます。先日完成した家も本当に喜んでいただきました。

 そんなノウハウを何回か、紹介していこうと思います。 
           いつの季節も美しい赤いバラと白いカスミソウ













太陽光発電の行方

  • 2009.03.28 Saturday
  • 06:53


 太陽光発電
  このところ太陽光発電の開発に進出する会社や、家電メーカーの業務提携が頻繁に行われています。
 27日の新聞でも東芝とシャープが業務提携を検討していることが報道されています。

 背景としてデジタル製品市場の縮小があり、次なる環境対応の成長分野として政府の後押しもあり、太陽光発電に力を入れてきています。

 住宅においても今後様々なメーカーが太陽光発電に進出してくると予想されますが、コマーシャルや数字に惑わされる事がないようにしたいものです。

 今後、太陽光発電についてのコメントを時々掲載していきたいと思います。
        昨日の東京都庁中庭の桜、寒い日が続き二分咲きのまま。













フルートとハープのコンサート

  • 2009.03.27 Friday
  • 10:50


 網町 三井倶楽部
 このところハープを中心にしたミニコンサートを聞く機会が続いています。この日は、港区三田にある網町三井倶楽部でのコンサートです。
クラッシックなインテリアの中、天井が高く音響効果もよく楽しい音楽会でした。
この建物は大正二年に建てられています。 ルネッサンス様式の影響を受けた建築で、三井家の迎賓館として建てられ、接待や主に社交場として利用されました。
 設計者は鹿鳴館を設計したコンドルです。
庭側から見たところ。庭の中心に噴水がありイギリス式の庭園です。桜が見えるということでしたが、寒く一部咲きというところでした。













桜 開花

  • 2009.03.26 Thursday
  • 06:37


 花冷えの日
 二週間前の気象庁の発表では24日ごろには、お花見日和という予報でした。 東京はここ何日か、肌寒く小雨が降ったり冷たい風が吹きました。
桜の花は2部咲きか3部咲きのまま雨に打たれています。
 この季節になると いつも思い出すのは 唱歌 早春賦 です。
            春は名のみの 風の寒さや
            谷の鶯(うぐいす) 歌は歌えど  ・・・・・・

 この歌を聴くと、いつも春を待つ雪深い山形の故郷を思い出します。 故郷はこの季節まだまだ寒く、桜の芽を吹くのは、1ヶ月以上先です。

     
    













江戸 (東京) の 坂

  • 2009.03.25 Wednesday
  • 07:06


 渋谷 道玄坂
 玉川通りの道玄坂交差点から、下は渋谷駅まで。
 名前の由来は、和田義盛の残党である大和田太郎道玄からという説と、道玄庵という寺の名前からという説の2つがある。
この坂下にはターミナルである渋谷駅があり、坂の沿道には映画館、飲食店、が並び、坂の通りから文化村通りからつながる道玄坂小にはたくさんの飲食店が並ぶ。
 歌人 与謝野晶子 の歌碑もあり、多くの小説の舞台になった。 坂の名前は私の好きな、国木田独歩の『武蔵野』にも出てきます。














 敷き瓦の土塀

  • 2009.03.22 Sunday
  • 00:03


 増上寺の土塀
 港区の芝増上寺は今でも土壁と敷き瓦の土塀です。交通量のきわめて多い日比谷通りに面しています。
東京の都心ではきわめて珍しい土塀です。 まわりが近代的なビルですが、存在感は負けてはいません。
 土塀の角を曲がると遠くに、東京タワーが見えます。 これも東京ならではの風景でしょうか。
 
 私はこの土塀と反対側を歩いていたのですが、この土塀を見かけて手で触れたくなってしまいました。
 自然の素材はそんな魅力と、ぬくもりを持っていると思いませんか。 













東京マラソン

  • 2009.03.21 Saturday
  • 07:05


 3月22日 東京マラソン
 2007年から始まった東京マラソンは、出場者3万人に対して22万人が応募しました。 私の友人も何人か応募したのですが、みんな抽選に外れました。

 2日後に控えたこの日、東京都庁正面には仮設のステージが組み立てられていました。
 事務所がすぐ横なので、一日のうち何回かこの通りを歩きますが、関係者があわただしく動き、緊張感が高まっている事が分かります。
 メインの関係者のステージ。単管足場が鳶職人の手で組み立てられていきます。
都庁前のこの通りは2日後マラソン選手の洪水になります。
 このマラソンにはたくさんのボランティアの人が関わりますが、私もマラソンコースの品川付近で選手に給水を提供する事になっていました。 しかし残念ながら急な出張が入り断念しました。    晴天になるといいですね。

 
 













 建物 保存 (2) 

  • 2009.03.20 Friday
  • 15:37


 古い建物の活用
 歴史的意義のある建物をそのまま残すことも大切ですが、時代に合わせ、異なる用途に変え、その新旧の意外な重ねあわせをする活用事例も、建物の歴史に新しい息を吹き込む行為です。

 世界に例を見るとオルセー美術館は駅舎、ルーブル美術館は宮殿です。
 日本でも再開発する時かつての記憶を残す例や、学校建築で新しく建てるよりも改修保存することによって蘇えることは十分可能です。

 学校の歴史や伝統そして、学校で学んだ思い出は、その学校があってこそいつまでも記憶に残ることになります。

 京都の町屋、民家なども開発の波によって壊されていきますが、保存、再利用、など知恵と工夫を出し合って解体を防ぎたいものです。













建物 保存 (1)

  • 2009.03.19 Thursday
  • 17:22


 歴史的意義がある建築の保存 

このところ東京中央郵便局の保存問題がクローズアップされていますが、どうやら保存部分をこれまでの倍の面積を残すことで決まりそうです。

 この建物は1931年建築家 吉田 鉄郎の設計で代表作と言われているばかりでなく、日本の近代建築に大きな影響を与えました。

 これまで歴史的に意義がある建築の保存運動がなされましたが、成功した例はあまり聞いたことがありません。
 経済効率の名の下でなすすべもなく多くの名建築が、壊されてきました。
 設計をやっていて感じることですが、建築を建てるときは、建築基準法はじめ様々な規制がありますが、壊すときには何も規制がないのはおかしいと思っています。

 ドイツをはじめ欧州の国は、建てた建物はたとえ個人のものであろうと、それは国民の財産であるという意識が強く、建築を大事にするという共通した思考がしっかり根づいています。

 住宅にしても平均25年で壊されていることを含め、考えなくてはならない大きな問題だと思います。















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