松本美術館

  • 2009.06.30 Tuesday
  • 08:02


 柳 宗理 展   手から生まれた 暮らしのかたち
 仕事で信州松本にいってきました。  たまたま松本美術館で前から見たかった柳 宗理展が開催されていたので見てきました。
 時代を代表するデザイナー 柳 宗理 の製品、製作模型、図面など200点以上展示されていました。
 
 日常の暮らしに見慣れた製品がたくさんあり、これも柳さんの作品だったのかと気がつくものが数多くありました。
 
 作家性を前面に押し出さず、無名性にこだわるそのかたちは、私たちの生活に溶けこんでいるのが素晴らしいと思いました。













松本 「蔵の通り」

  • 2009.06.29 Monday
  • 21:28


 松本美術館から松本城まで歩いていきましたが途中、中町通りに「蔵の通り」がありました。
 松本の古い町並みを色濃く残すこの通りはとても風情があり、蔵の街 川越 とは異なった趣がありました。
 
  町の通りには所々に井戸があって、珍しい手押しポンプがあり日常的に使われていました。

 民芸の家具、アンテックショップ、喫茶店などおしゃれで楽しい店がたくさんあって町並み保存として成功しているのではないかと思いました。













街角で出会った 建築

  • 2009.06.28 Sunday
  • 08:17


 古本屋
 街を歩いているといろんな光景にぶつかりますがこの店は古本屋です。
 神田や早稲田の古本屋街はどの店も整然と本が並んでいますが、この店の凄さには驚きました。
 無造作に積み重ねられていますが、よく見るといい全集や質の良い本があり、どうやら店主はわざとこのような本の置き方をしているのかもしれません。

 こんな本屋さんに結構掘り出し物の本があるような気持ちにさせるところが狙いでしょうか。 
 おもわず立ち寄ってみたらいい本がありましたので一冊の本を購入しました。













設計手法

  • 2009.06.26 Friday
  • 08:25


 居心地のいい住まいをつくる 部位  3

収 納 家 具
 誰もがシンプルに暮らしたいと思いながら、部屋には家具や物たくさん置かれ生活が物に規制されているようです。
 私の設計では目に見える所には最低限の家具しか置きませんが、収納家具についてのポイントを揚げてみます。

・置き家具を置かず壁面収納とし、床から天井まで様々なサイズの収納をつくる。
・ベンチの下、壁の間、階段の下、などにコンパクトに収納をたくさんつくる。
・生活は変化するものですから、市販の家具のように細かく仕切らず、生活の変化
 に対応できるようにする。

 壁面収納のような造り付け家具は価格が高いように思われますが、やり方によってはけして高くはありません。     お悩みの方はどうぞご相談下さい。

 シンプルな暮らしを手に入れるには、無駄な物は捨てるということはもちろんですが、造り付け家具をどう作っていくかにかかっていると言ってもいいでしょう。
                  川原にあるお花屋さん













紫陽花

  • 2009.06.25 Thursday
  • 08:35


 春の花が終わり、一雨ごとに緑葉が濃くなるこの季節は、歩いていると庭や小道で紫陽花の花がよく目に止まります。

 同じ場所に咲いている紫陽花でも初夏の日射し、曇り空の下、そして小雨に濡れていたりどんな情景にも似合う花でもあります。
 私がこの花が好きなのは他の花に比べ、その日の天候や情景の変化によって見る人の心に訴えてくるものが違うように思うからです。

 日本の伝統色でもある紫の色。   紫陽花の紫のバリエーションは、見ていると心が落ち着きます。













芸術倶楽部跡

  • 2009.06.24 Wednesday
  • 09:03


 島村抱月終焉の地
 散歩していると様々な説明表示板が立っていて、立ち止まって読むのも楽しみのひとつです。
 神楽坂を歩いていると小さな地域なのに明治、大正の時代に活躍した著名な作家や演劇関係の方が実に多く住んでいたかが分かります。

 この地も劇作家 島村抱月が松井須磨子と芸術倶楽部を創設し新劇運動を推し進めた場所です。
 抱月はこの地で大正7年肺炎で急逝し、傷心の須磨子は翌年この倶楽部で抱月の後を追いました。
 ここから歩いて1,2分のところに作家 尾崎紅葉や泉鏡花の旧居跡があります。

 街の変容が激しく当時をしのぶ事はできませんが、狭い路地や車の通らない小道は当時の雰囲気が残っていて、そんなところを発見するのも散歩の楽しみです。














副都心線 西早稲田駅

  • 2009.06.23 Tuesday
  • 08:19


 アートオブジェ
 明治通り沿いで早稲田大学理工学部の校舎と直結しているこの駅は、時々利用します。
 地下鉄の駅の構内は一般的に色彩はグレーでシンプルな空間が多い。
 シンプルというと聞こえがいいが、無機質で味気ない空間になっているようです。
 西早稲田駅構内も例外ではないのですが、構内の一角に写真のような陶板製のアートオブジェがあります。
 地下鉄の乗り降りであわただしく通り過ぎるだけの通路が、このアートオブジェがあるだけで気持ちがなごみます。













道で出会った風景

  • 2009.06.22 Monday
  • 23:08


 道を歩いていると面白い情景に出会うことがあります。
 本来なら道にあるはずの守り神のような祠が、道から追われ写真のように水路をまたいで鎮座しています。
 車のホコリに一日中まみれ、可哀そうというか、無くならなくてよかったと言うべきか。 でも可笑しさのなかにホッとする光景でもありました。

 もとは静かな田園の中の小道で、その横で通る人を見守るようにあった祠。
 車優先の道路とモータリーゼイションは日本の風景を大きく変えた様に思います。













大人の街の公園

  • 2009.06.20 Saturday
  • 09:07


 神楽坂 白銀公園
 料亭や古い街並のなかにあって、私の好きな公園です。
 新宿区立の公園で歴史が古いせいか樹木も大きく茂り、落ち着いたなかに気品が漂う公園です。
 ベンチで静かに本を読む人、母親と遊ぶ子供、散歩を楽しむ老夫婦。
 風に緑葉がゆれ日射しがキラキラ遊ぶ昼下がりの公園は、神楽坂の中心にあるとは思えないほど静かでした。 近くには赤城神社や毘沙門天があります。

 散歩の帰りには、古い喫茶店で濃い目のコーヒーブレンドを飲みました。













耐震補強・大規模リフォーム  設計監理

  • 2009.06.19 Friday
  • 08:40


 現場説明会
 築40年以上経っている学生寮の耐震補強及び大規模リフォーム工事です。
 この日は現場説明会で、建設業者3社が参加しました。
 現場説明会とは設計図をベースに、工事が行われる建物の内外を見ながら説明を行う作業です。
 3社ですので2時間づつ時間をずらし、3回行い朝から始まって終わったのは夕方でした。 かなり疲れました。

 この説明会を経て3週間後に工事見積金額が出てくることになります。
 各建設業者は経済状況を反映してか、真剣そのもので熱気が溢れた現場説明会でした。 7月のはじめには3社のうち1社が決まる事になります。













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