路上のアート 3

  • 2009.07.31 Friday
  • 08:57


パブリックアート
 普段は何気なく通っている道もよく見るといろんな所に、彫刻やアートが目に止まります。
 ふと立ち止まって考えさせられるアートもあれば、写真のように愛らしくおもわず手で触れたくなるものもあります。
 テントウムシのようなこの造形は見ていると子どもが乗ったり、大人も腰掛代わりに腰を休めたりしています。

 造形芸術は本来美術館に展示されるものではなく、市民の誰でもが触れる事ができるのが本来の姿だと思うのですが。













路上のアート 2

  • 2009.07.30 Thursday
  • 21:25


 パブリックアート
 このアートも東京都庁の外部通路にあります。
 素材は鉄で作られていますが、素朴な素材とその錆、そして柔らかな曲線と造形はとても惹きつけられるものがあります。
 パブリックアートと公共建築の関わり合いは多いのですが、高層建築である東京都庁に対して周辺の空き地のスペースが小さい為、アートとのバランスが少し崩れているのが残念に思います。













工事監理  暑い日

  • 2009.07.29 Wednesday
  • 21:56


 夏の工事現場はとにかく暑い。 この日も電気のコンセント、配線、スイッチをクライアントと一緒に屋根裏部屋から確認していく作業でしたが、40度近い温度があったのではないでしょうか。
開口部や外壁はすべてシートで覆われているため、尋常な暑さではありません。
 
 こんな暑さの中で仕事を終わり夕方飲むビールの美味しさも格別なのですが。 

 暑かった事、とても寒かった事、苦労した事、そんなことが積み重なってその家への愛着が深まっていきます。














路上のアート 1

  • 2009.07.28 Tuesday
  • 22:29


 このアートは東京都庁の外部通路にあります。 黒の御影石で出来ています。
 丸い円の向うには西新宿公園の緑と遠くにマンションが見えます。
 外側の御影石は磨かれ、内側はゴツゴツして粗野な仕上げです。
 毎日のように通る道ですがなぜかいつも目がいってしまいます。
 時間があれば立ち止まってみる事がありますが、見飽きる事がありません。













夏の夕空

  • 2009.07.27 Monday
  • 21:57


 このところ天候不順な日が続いています。そしてうだるような暑さ。
 夕方事務所から出て空を見上げたら美しい夕焼け雲が浮かんでいました。
 梅雨明け宣言が出たにもかかわらず各地で大雨、土砂災害などの被害がでています。
 家が壊れたり流されたりする光景をみると胸が痛みます。
 こんなにも豊かな社会になっているにもかかわらず、毎年のように繰り返される災害は、自然を侮った人災のような気がします。
 













書 道 展

  • 2009.07.26 Sunday
  • 09:29


 銀座 書宗院展
 この日、書道展を見に行きました。最近手書きの書道が見直されているせいか、若い人も多く見られました。

 私の先生や友人も出展しており、力作揃いで見ごたえがありました。 末端に私も所属しております。
 
 静かな部屋での墨の匂い、白い和紙と黒い墨の世界は、とても心が癒されます。













小住宅と豊かさ

  • 2009.07.25 Saturday
  • 08:24


 小さくても満足な空間をために 設計段階で考える事 
 家族にとって満足した住まいとは、床面積の大小ではありません。
 いくら大きな住まいを手に入れても、常に不満や使いずらさを言われる方が多いのはなぜでしょう。

 私の経験から考えると、それは設計の段階で  どんな暮らしをしたいのか、 子どもの部屋は必要か、 ほんとうに必要な家具はなにか、そのためのスペースは といった家族全員が真剣に住まいについて考えるということが、何よりも大切な作業なのです。

 その作業を怠り、部屋数や広さそして、快適性や設備に目がいってしまうと、住み始めてから後悔が残ります。

 その作業は出来れば建築家と共に出来たらベストです。
 家族がこんな暮らしをしたいと思っても、法的制限や構造的に出来ない場合も多いからです。
 また建築家はそんな設計作業のプロセスで、多くのアイデアや提案をしてくれますし強力な味方になる筈です。














朗読 『二十歳の原点』

  • 2009.07.24 Friday
  • 20:54


 西荻窪に50年以上前からのコーヒー専門店があり、そこで 『二十歳の原点』の朗読の会があり、友人といってきました。

 『二十歳の原点』は当時立命館大学の学生だった 高野悦子 が1969年6月24日山陰線に飛び込み自殺をする2日前まで書いていたノートを本にしたものです。

 古いレンガと板張り、ランプの下での朗読はしみじみと心に滲みるものでした。

 学生運動、失恋、人間関係の葛藤と挫折。 繊細すぎた感性なのかその共感は時代を超えて訴えるものがあるようです。
 小説の中の言葉では、「慣らされる人間ではなく 創造する人間になりたい」 がとくに好きです。













8年目の中庭の植栽

  • 2009.07.23 Thursday
  • 08:56


 成長した ヒメシャラ
  8年前に設計したお宅から相談があり、久しぶりに訪問しました。
 玄関に入ると7メートルほどの高さに成長したヒメシャラの樹が目に入ってきます。 

 完成時には小さく細かった枝も、写真のようにたくましく育っている様子にうれしくなりました。
 中庭という家の中に樹があることは、暮らしや家族に潤いと楽しさを運んでくるようです。
 ヒメシャラの成長はホームページの住宅 N邸 を見てください。
 
 私の設計では家の面積に関係なく、中庭の設計依頼が多いのですが、どんな樹や植栽がいいかはお客様の希望によって異なります。

 これまで 孟宗竹、竹、カエデ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、ジャガランタ などさまざまですが家族の成長と共に樹も成長している実感があり、とてもいいものです。













映画 『嗚呼 満豪開拓団』 

  • 2009.07.21 Tuesday
  • 08:47


 岩波ホール 
 いま上映されている 『嗚呼 満豪開拓団』 羽田 澄子監督 は2008年キネマ旬報文化映画ベストテン1位、2008年日本映画ペンクラブ文化映画ベスト1位 のドキメンタリー映画です。
 前から行きたかったのですが、最終が31日なのであわてて観に行きました。
 羽田 澄子監督自身も満州からの引揚者であり、開拓団の人々が経験した多くの悲劇が描かれ、感動的な力作でした。

 私の子どもの頃、満州からの引揚者のことはよく聞きましたが、その実態はほとんど知りませんでした。

 終戦記念日がまたやってきます。 私達の責任として風化させてはならない事実だと思いました。













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