学生寮 耐震補強 大規模改修工事

  • 2009.08.29 Saturday
  • 21:46


 
 8月から始まった耐震補強工事も現在外壁に関しては、庇を切断する作業が終わり、まわりの近隣に対して騒音でご迷惑をおかけしましたが、ようやく完了しました。


        庇を切断した部分に鉄骨の耐震補強が設置されます。

 外部の鉄骨とj室内にジョイントされる耐震壁。 土間を掘削してみると地中梁がずれていたので、すこしあわてました。

 耐震補強工事は、既存建物の構造が現在の構造基準からどれだけ弱いかを調査し、補強工事の対策を考えていきます。
 この学生寮もはじめ建て替えの話もありましたが、構造は耐震補強さえすればまだまだ使用可能です。

 ストック社会に向けて、簡単に建物を壊さない時代になっていけばと思います。













岡山の中学生からうれしい電話

  • 2009.08.26 Wednesday
  • 15:14


岡山に住んでいる男の中学生から、事務所に11月に友人3人と訪問したいと電話がはいりました。

どんなご用件ですかときいたら、 家族の絆が深まる間取り について話しを聞きたい とのことでした。

私の著書を読んだり、ホームページも見ていて、家の間取りについてとても興味があるという事でした。

子供が 家族の絆が住いの間取りに関係がある  ことに興味を持つということ。 少し時代が変わってきたのかなと思います。 

それにしてもどうして岡山からわざわざ東京までくるのか、うれしいやらビックリするやら。  将来建築家になりたいのかなと思ったりして。   
その日がとても楽しみです。













豊かな住まいとは

  • 2009.08.21 Friday
  • 09:43


 豊かな住まいをつくるためのポイント  6

 多目的 スペース
通常 家の間取りを考える時 部屋が幾つ欲しい といった言い方をします。

 日本の住まいは nLDKといった最初から部屋の性格付けをしてしまいます。
 かつての縁側は無目的なスペースで、とても魅力的な場でした。

 住まいに多目的スペースをとって、個室では味わえないどんな目的でも使えるスペース。
 ここは食事をする場、ここは団らんをする場と言うように固定しないで、ダイニングとリビングを融合した空間を造ってはどうでしょうか。

 多目的スペースは 「家族が集まり、なんとなく居る」 といった使用目的を限定しないあいまいな空間としてとらえます。

 連続した空間、窓から見える緑、多目的に楽しめる場として設計の工夫すれば、素敵な家族空間になります。














建築家 アントニン・レ-モンドの建築

  • 2009.08.18 Tuesday
  • 08:09


 現在レ-モンドの木造住宅が残っているのはありませんが、唯一高崎に東京のレ-モンドの自宅をそのまま建てられた住宅が、現在哲学堂として保存され残っています。
 暑い日高崎での打合せの折、駆け足で見てきたレ-モンドの建物をご紹介します。

 
 この写真だけでは分かりづらいと思いますが、風の通り、日の入り方、伸びやかな空間。
 レ-モンドらしい空間の処理、まったく色あせるどころか現代の住まいが失ったものが力強く蘇っているかのようです。

 温かみのある木と障子の空間は、弟子の吉村順三、前川國男、増沢旬、に受け継がれている事がよく分かります。













終戦記念日

  • 2009.08.15 Saturday
  • 09:07


 毎年八月のこの時期になると、どうしても戦争で亡くなった方や、その後の人生が大きく変わってしまった方のことを考えてしまいます。
 今年も東京都江戸博物館で13日から15日まで「戦没学生遺稿展」の特別展示会が開催されていましたので、行ってきました。
 江戸博物館の建物は建築家 菊竹清訓 の設計で写真の階段を上がると大きなピロティがあり空中に建物が浮かんでいる建物です。 両国のランドマーク的な建物です。 展示会は1階の大ホールで行われていました。

 展示されていた手紙、残された遺品を見ると 学問への志、家族への愛、生きることをひたすら望みながら生きられなかった無念さが伝わってきます。

 現代に生きる私たちは、毎日自分の人生を忙しく生きていますが、忙しく生きることは当時の若者はできなかったのです。
 手紙からは戦争の意味だけではなく、大切なものを気づかせてくれます。


 戦争の悲劇を扱い、東京で現在上映されている映画

 ■ 「花と兵隊」   戦争が終わっても海外に残りひたすら自分を隠し、 現地の女性と結婚した人のドキュメンタリードラマ。

 ■ 「妻 の貌」   広島の原子爆弾によってただれた妻の顔を撮り、大きく変わったその後の人生を綴ったドキュメンタリー。



 
 

 













学生寮 耐震補強 大規模改修工事

  • 2009.08.12 Wednesday
  • 22:05


 私の卒業した高校は山形の県立高校ですが、東京と仙台に大学に行く学生のための、学生寮があります。
 東京の寮は築35年以上経ち、相当傷みがひどくくなり、また建物の構造が耐震基準に合わなくなったため、耐震補強と大規模改修工事を行うことになりました。 

 私の事務所が工事の設計監理をすることになり、数ヶ月前から設計と説明会を重ねてきました。

 そして建設業者の入札を経て、寮生との打合せも終わり、ようやく8月から着工になりました。
  寮生が住んでいる状態のままでの改修工事なので、学生が田舎から帰ってくる夏休み中に寮室の改修を行うため、寮室の荷物が廊下に山のようになりました。

 このところの蒸し暑さで数時間打合せのため現場にいると、汗が滝のように流れます。
 学生が喜ぶ顔を想像して、がんばろう。













ある一日

  • 2009.08.10 Monday
  • 07:36


 このところほんとうに蒸し暑く、汗かきの私は外を数分歩くだけで汗が吹き出てきます。
 この日事務所で打合せが一本あり事務所に向かっていたところ、お客様が30分早く着いたとのこと。
 急いで事務所に入ったので汗がしばらく引きませんでした。
 午前の打合せが終わり、午後からは湘南新宿ラインで高崎に行きました。
 高崎は東京より暑い。

 友人と会い打合せの前に、せっかくだから建築家アントニン・レーモンドの設計した群馬音楽センターと移築された旧井上房一郎邸を見に行きました。 
 ( この建物についてはまたブログに書きますが。)

 打合せが終わり東京に着いたのが午後10時でした。 体力勝負の仕事です。
 














ふるさと区民まつり

  • 2009.08.03 Monday
  • 10:22


 世田谷の馬事公苑で恒例の区民まつりが行われました。朝からの雨が降ったり止んだり。
 いつもは20万人の人で賑わうのですが、あいにく雨の為いまいちの人出でした。
 地方の物産展や出店そして様々な催しも行われます。この日は好きな漬物を買ってきました。

 私たちのグループもチャリティーでオークションを行いましたが、売り上げも昨年と比べいまいちでしたが楽しい一日でした。
 終わった後の反省会と称する打ち上げのビールは格別でした。













住宅相談

  • 2009.08.01 Saturday
  • 09:45


 この日は建築 リフォーム 相談会でテントの中でいろんな相談に応じました。
 やはり住宅減税やバリアフリー住宅、などの質問が多く寄せられました。
 ようやく国のほうもフローからストックへ方向転換し、積極的な住宅政策を打ち出しています。
 
 事務所でも常時住宅相談をお受けしていますので、お気軽にご連絡ください。













calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2009 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM