O 邸 新築工事  中庭のある家

  • 2012.02.23 Thursday
  • 14:43

内装下地 工事

内装の仕上げは塗装仕上げなので、入念にボードの下地処理をしています。

塗装仕上げはクラックを嫌ってあまり使われていませんし、工事側もクレームを恐れて、ビニールクロスを選んでしまうことが多いのですが。



ダイニングからロフト、中庭を見る。



リビングからトップライト、ロフトを見る。



スケルトンの階段。 段板は無垢材。スケルトンなので光が下まで届きます・



中庭から見上げる。外壁は白の金属系サイディング横張り。

寒中見舞い ・ 冬の花

  • 2012.02.16 Thursday
  • 11:09
今年の冬は、豪雪、そして寒さも厳しく長いような気がします。

昨日は少し暖かったのですが、今日はまた小雨まじりの寒い日です。くれぐれも体調管理に注意したいものです。



事務所で出した今年の寒中見舞いの葉書です。 写真の赤い実はピラカンサ。

お花屋さんには春の花がいっぱいですが、街を歩いてもこの季節は公園も街路樹も殺風景で彩りがありません。

唯一といっていいほど、寒椿(カンツバキ)の紅色の花が寂しい冬の情景にいろどりを与えてくれています。

感謝を込めながら写真を撮りました。





 

F 邸 新築工事 1ヶ月チェック 絵画を飾る

  • 2012.02.10 Friday
  • 19:28
Fさん家族は、昨年の暮引っ越され、今回引き続きの外構工事と室内の再度ダメ検査を行いました。

また以前の家で飾っていたり、新しい住まいになったら飾ろうと思っていた絵画を並べ、住まいのどこに飾るか相談され一緒に検討しました。 壁に飾る絵は以外に難しいのです。

私たち日本人は和室の伝統が長く、床の間の掛け軸、茶花、などの他は壁にものを飾る習慣が無かったので、壁に飾る事はあまり得手ではありません。

絵の額の大きさと壁の面積、額の高さ、そして他のインテリア小物とのバランスが大切です。





細かな打ち合わせをし補修をしていきます。



どこにどの絵を飾るか、家族も来られたお客様にもぜひ見てもらいたい絵。 家族だけが見る絵。

いろいろ話しながらの作業は楽しい時間でした。

京都 町家 中庭(坪庭)

  • 2012.02.03 Friday
  • 19:33
 町家の中庭

「中庭がある家」の設計依頼も多く、京都の町家に残る中庭を見ながら現代住宅の中庭の魅力や共通性を考えていきます
 庶民が集つてつくる最初の「都市」が生まれたのは京都。日本の都市住宅の源流といえる町家はここで生まれ、磨きをかけられ、優れた形を完成し、都市住宅の原型となりました。

敷地が狭くなりますます過密度が激しくなる都市の住宅にあつて、町家の構成、中庭は学ぶことが多い。

町家で中庭があつて見学できる町家は以外と少ない。外観は町家であつても中はリフォームされて、ブテツク、居酒屋といつた商業店舗になつているケースが多い。

町家保存会があるが実態は、当時のままの保存はなかなか厳しいようです。
下の写真は、秦家住宅の外観です。








表と裏との連絡通路である「通り庭」の中ほどにも小さな「坪庭」が設けられています。
見上げると空が切り取られています。薄暗い路地を歩いてくると、小さくてもこの空間は新鮮な驚きです。





坪庭の構成は様々ですが、「侘び茶」の影響が強く蹲踞(つくばい)、石燈籠といつた露地の装置が多い。



上記の写真のように、家に囲まれた極小空間としての中庭にしつらえられた樹木や石などによつて、最小限の自然に接することが出来、住まいに自然とのつながりをもたせるための先人の知恵でもありました。

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