「住まいと電化」5月号の雑誌に掲載されました

  • 2012.05.25 Friday
  • 08:56
 「住まいと電化」5月号の特集は 【絆を大切にするキッチン・リビング】 依頼された記事はの内容は 
 絆を育む住まい  人が集まるのに適した空間とは  という原稿と事例写真でした。

内容は東日本大震災後、家族が住まいに求めるものがどう変わったか、耐震や液状化対策といったことも大切ですが、いつも家族を感じながらもっと家族の絆を強くしたいという想いも強くなっていrます。

家族の絆を大切にするキッチンやダイニングも家族の団らんの場としてどう設計するか重要で、ワンルーム化した間取りも多いのですがそれだけではダメだと考えています。
家の構造や間取り全体から考え、設計していくことが大切でしょう。

紙面の都合で書ききれませんでしたが、どんな家づくりをしたらいいのか具体的な事例を上げながら掲載していますので読んで頂ければと思います。

 









子供室とその位置、『家中が子供部屋』 という考え方

  • 2012.05.15 Tuesday
  • 12:13
子供部屋の位置づけが大きく変わりつつあります。家を建てるにあたって、部屋の広さ、位置、を含め悩んでおられる方も多いようです。
下記の記事は、朝日新聞の数日前に掲載されていたものです。





記事の内容はリビングに勉強机を置く傾向が増えてきているというものですが、家族のコミュ二ケーションを大切にするということでしょう。

これまでは勉強は子供部屋、家族の団らんはリビング・ダイニング。またお客様を通す場のリビングはいつもきれいにしておく場という認識が強かったようです。

現代の子供に欠けているのは協調性やコミュニケーション能力と言う指摘や、脳科学の進化によって子供室より家族の中で育てた方が好ましいというデータもあって、リビングに勉強コーナーや机を持ち込む傾向が強くなったと言えます。

しかし私はリビングに置く机やのコーナーに限定せずむしろ家中が勉強部屋という考えに立って、思い思いの場所で勉強や読書が出来るような仕掛けや空間を作るようにしたらいいと思います。

そのほうが子供は居場所も見つけやすく、子供も生き生きするはずです。

また勉強する場だけではなく、住まい作りや子供室に欠けている創造性を育む空間も同時に配慮すべきでしょう。

映画 「わが母の記」 と昭和の建物

  • 2012.05.11 Friday
  • 18:41

5月の連休はほとんど仕事に追いまくられていましたが、友人達との食事会を何回かと昭和の文豪井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」 を新宿ピカデリィーで観て来ました。

幼年期母に捨てられたと思っていた息子。薄れゆく記憶の中で息子への愛を確かめようとする母。
ふたりを支えあう家族。母と子の葛藤と絆の深さはとても心うたれる映画でした。

またこの映画のロケで使われた建物は、実際井上靖が生前生活していた建物で行われました。
映画のために作ったセットとは違い、室内外共重厚で迫力のある建物でした。

小説家として成功してからの住まいからか、庶民の家とはかけ離れていましたが、縁側とタタミの部屋があり、暖炉のある西洋風の応接間があったり、和洋折衷の家でもあり、その意味でも楽しめました。 職業病ですかね。



もうひとつの見所はロケ地で、井上靖の故郷、伊豆や湯ヶ島を舞台にした美しい日本の風景です。
監督の原田眞人氏も同じ故郷で思い入れも深いのか、なんともいえない懐かしい昭和の風景が描かれています。

お時間があったら観てください。 5月13日は母の日です。




M 邸 新築工事 『中庭のある家』

  • 2012.05.08 Tuesday
  • 19:47
「床材の説明」 事務所打ち合わせ 

平面プランがほぼ決定しした後は、その空間にどんな素材、仕上、色でまとめていくか、イメージが広がっていきます。
中でも最もウエートが高いのは、直接触れる床材です。

この日は事務所であらかじめ取り寄せていたサンプルを見ながら、その木の特色や色などの説明をしました。



子供さんもサインペンを持って打ち合わせに参加です。 



床の素材によって家具やインテリアも変わってくるので、その特性を理解した上で決めていきます。



連休・春の香り『山菜』

  • 2012.05.06 Sunday
  • 17:00
昨日は せっかくの五月晴れなので、事務所から出てお弁当を持って (事務所の周りは昼食時混み合うのと、時間に関係なく仕事の合間に食べられるのでお客様と食べる以外は、自宅で作ったお弁当です) 目の前の新宿西口公園で食べました。ブランコや砂遊びをしている家族づれで賑わっていました。

爽やかな風、やわらかな新緑、青い空、公園を囲むようにそびえる高層ビル。子供の楽し気な声が心を和ませます。


作日の朝、自宅へ山形の幼友達から、彼が山から採ってきた、たくさんの「山菜」が届きました。
雪が消えて花が咲き乱れるこの季節は、村の人達は待ちかねたように家族中で野山に山菜採りに行きます。

彼が送ってくれた山菜は、コゴミ、カスコゴミ、コシアブラ、土筆(つくし)、フキノトウの茎 など食べきれないほどでした。
母の命日だったので早速昨夜は土筆は醤油味、他の山菜は湯がいて胡麻和えなどにしてお仏壇に供え、懐かしい春の味と故郷を思い出しながら楽しみました。  幼友達に感謝。



頂いたたくさんの 山菜



料理した山菜料理の一部。 天婦羅まも美味しくこの季節ならではの味です。


今日は連休最終日。 夕方には激しい風と雨で各地で竜巻や突風の被害が出ている様子。

それにしても連休初日から様々な事が起こった連休でした。

高速バスの大きな事故、連休谷間の記録的な大雨、山の遭難、そして竜巻や家の倒壊などなど。特に高速バスの事故は今後いろんな面で見直しや再編がが進みそうですね。


明日から通常の日々が始まります。 元気にがんばりましょう。

連休後半・雑感 

  • 2012.05.04 Friday
  • 12:56
 連休の後半、東京地方はようやく今日の朝、雨が上がり青空が少し見えてきました。それにしても激しい雨でした。 久しぶりの木々の緑がひときわ目に染みるようです。

今日も事務所で連休後に控えている設計打ち合わせのスケッチをまとめています。スケッチは全て手描きで描いています。

一般的にはパソコンのCADで描くのがほとんどですが、鉛筆で書く手描きのスケッチは温かみや味があって好きですし、手で描くという行為は建築設計にとってとても大切だとも思っています。

順調に仕事がはかどれば、夕方見たいと思っていた映画 『わが母の記』 を観に行こうかと思っています。
 この映画は昭和の文豪 井上靖の自伝的作品を映画化したもので、第35回モントリオー-ル世界音楽祭で審査員特別グランプリを受賞しています。 明日5月5日は私の母の命日でもあります。









事務所から見る今日の新宿西口公園。 ひと雨ごと緑が濃くなっていくようです。



雑誌『住まいと電化』5月号に掲載されました

  • 2012.05.02 Wednesday
  • 18:40
連休・雑感

 連休に入り今日は朝から小雨が降っています。
今年の連休は5月後半の実施図面の完成、またお客様との打ち合わせや出張も重なり、このところ仕事漬けの日々です。

先日、絆を育む住まいー人が集まるのに適した空間とはー というテーマで原稿を書いた記事が『住まいと電化」5月号に掲載され今日送られてきました。

東日本大震災後求める住まいはどう変わったかという考察も踏まえた文章ですが、耐震も断熱も気密も大切ですが、家族が家族としていつも感じていたい住まい。目に見えないもっと大切なものに気が付きましょう。 といった記事です。  近々ブログに掲載します。

山形の幼友達の情報ではようやく山形も桜が咲き始めたとのこと。今年は特に長く寒さも厳しい冬だっただけに電話の声も心なしか弾んでいました。
私もコブシや山桜が咲くこの季節が好きで、幼い時父親とフキノトウやツクシを採りによく行ったことを思い出します。

3.11後、東北は2度目のさくら。 震災後作られた「さくら ラララ 咲いたね」は心にしみる曲でとても好きな歌です。
後半の連休楽しんでお過ごしください。

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