H 邸 新築工事  遣り方、地中障害、根切り、山留

  • 2014.04.18 Friday
  • 15:39

H 邸 新築工事    遣り方、 地中障害、 根切り、 山留、

地下1階、地上3階の住宅。構造は鉄筋コンクリート です。 工事着工後の最初の作業は、建物の位置を確認する遣り方です。この段階で建て主の立ち会いのもと、位置の確認をします。

近隣との位置関係や、境界線の関係で多少の建物位置の調整も行われます。 

杭工事の段階で、地中から大きなコンクリートの塊(地中障害)が出てきました。予測できないことで、10年ほど前の敷地からは、防空壕が出てきてびっくりした事がありました。

地中障害の場合、撤去費用はお客様負担の別途金額になるので神経を使います。

根切りが終わり、山留が完了した状態です。丸い鋼管が出ている部分が杭頭で、全部で25本になりました。


京都のさくら

  • 2014.04.14 Monday
  • 13:34

東京の桜もあっというまに葉桜になりました。故郷の山形はこれから開花だそうですが、この季節になると、親と蕗のとうや土筆をとった子供の頃を思い出します。

京都の桜は東京と異なり、三方が山に囲まれれていることや、染井吉野、枝垂れ桜、紅桜、御室桜、など種類も多くそれぞれ咲く時期も違うので、1ヶ月ほど桜を楽しむことができます。

先週の後半出張の帰り駆け足で撮ったの京都の桜です。御室の桜はまだ八分咲きでした。 


京都の桜を観て思うことは、お寺や、町家、そして古い街並みに桜が溶け込んでいるということでしょうか。

東京の桜は染井吉野が多く、また盆地なので咲く時期も散る時期も同じなのと花見も公園や街路樹、川辺りに限られるので、少し寂しい気がします。

公園の桜も美しいのですが、桜は日本古来の建物の借景があってひときわ美しさを増すように思います。

建物のそばに植栽や樹木があると、建物がより引き立ち環境も良くなるのでので、私の設計には何本かの樹木を計画するのですが、近年土地の面積が狭くなり、桜のような枝ぶりが広がる樹木を選べないのが残念です。


祇祇園白川のさくら。観光客が多いところなので朝スケッチをしてきました。 平平安神宮  神苑の桜。文豪 谷崎潤一郎の「細雪」や円地文子の小説にも描かれた、紅枝垂れ桜。湖面に映る桜がとても美しかった。 円円山公園の夜桜。かなりの老木ですが一生懸命咲いている姿に感動します。 毎年変わらない宴会風景。 鴨鴨川から四条大橋、南座を見る。川の土手に座っていると、せせらぎの音が春を感じさせます。

目の前に白鷺(しらさぎ)。流れてくる桜の花びらを見ているような、優雅で可愛らしい白鷺でした。

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