N邸新築工事

  • 2018.03.27 Tuesday
  • 15:34

N 邸 新築工事 (二世帯住宅)

 基礎工事

 

工事が着工し最初の段階で、最も大切な工事が基礎工事です。土台と基礎を締結する金物をアンカーボルトといいますが、適切なところに入っているかチェックをしたり、土台がしっかり基礎の上に位置しているか、様々な点を検査します。

 

敷地の中央に見える黒い土の部分が中庭です。中庭を中心に間取りが構成されています。

この段階で、配水管、給水、温水の配管をしていきます。どこから給水をもってくるのか、設計図面の水回り、給湯機の位置など確認しながら、配管をします。

 

 

 

横山彰人建築設計事務所 

〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-3-23 ファミール西新宿

TEL / 03-3348-2808 (代表)  FAX / 03-3348-2829

熊谷 守一企画展

  • 2018.03.19 Monday
  • 14:50

熊谷 守一 企画展  東京国立近代美術館

 

昨年の12月1日から開催されていて、観に行きたいと思っていながら、最終日3月21日とまじかに迫って、あわてて観に行きました。いつもながらのパターンであきれてしまいます。一般的な美術館は平日は17時までが多いのですが、近代美術館は、ありがたいことに金曜日、土曜日に限って、夜20時まで開館されています。16日の夜雨の中観てきました。

近代美術館の夜景。設計者は建築家谷口吉郎氏の作品です。最近の美術館建築はデザイン性が強く出た建物が多いのですが、素直ないい建築だと思います。 この日はあいにくの冷たい雨でした。

夜の時間帯は勤め人の方が多いせいか、また雨のせいか混雑はなく、ゆっくり鑑賞することができました。

1880年生まれで東京芸術大学では画家青木繁と同期でもありましたが、初期の作品と戦後の作風がこんなに大きく変わった画家はあまり知りません。この「白猫」の作品。明るい色彩とはっきりしたかたちは一見単純に見えますが、残された様々な資料を見ると科学者にも似た観察眼や実験を重ねた研究などが見られます。

晩年を過ごした自宅(豊島区千早)の後に現在、「熊谷守一美術館」が建っています。館内には、趣味で楽しんでいた楽器チェロや書(味のあるいい作品です)、そして彫刻など、人柄がしのばれるいい美術館です。

晩年体を壊してから、庭の花や虫、そして鳥などが制作の主でしたが、美術館の外壁にモチーフとしてある、アリの絵はいきいきとして今にも動き出しそうな、楽しい絵です。

自宅で過ごす晩年の一日を、山崎務主演で「守一のいる風景」の映画が近く封切られるということなので、ぜひ見に行きたいと思います。晩年の30年間、自宅と庭から外に出たことがないという、信じられない逸話を持つ画家ゆえ、人間的にもとても興味があります。

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