淡彩 スケッチ  ・  住まいと 花・植栽 の話

  • 2007.11.06 Tuesday
  • 11:48


設計のあい間に、時々手元にある季節の花や,植物のスケッチをします。
 今日は一輪のコスモスの花を描きました。
 たった15分ほどですが、描いているとこれまで出会った、様々な情景が思い出されます。
 
信州長野のどこまでも続く、コスモス街道。 亡き母が庭に植えた一株のコスモス。
 秋の青い空と、風に揺れるコスモス。
 



秋の風景になくてはならない、私の好きな花でもあります。

デジタルカメラや、ケータイ写メールが盛んですが、白いスケッチブックに描いていると、遠い記憶の底の想い出が、ふと蘇ってくるのも、スケッチならではの楽しさではないでしょうか。


写真とスケッチは、9月の初めの 五色沼 (福島と米沢にまたがる裏磐梯の湖)。そばの小道に座り、日が暮れないうちに、急いで描いたスケッチです。

夏の終わり、深緑の山や樹木が、美しく湖面に写っていました。



今ごろは、紅葉が終った頃でしょうか。
落葉を踏みしめながら、歩いてみたい小道でもありました。

日本の四季の美しさと、奥の深さを感じます。


住まいと 花・植栽 の話


私の好きな建築家、故 吉村順三氏の住宅設計の多くには、リビングに暖炉があり、庭や室内には、が溢れ、敷地が許せば 池 をよく作りました。
 これは、吉村氏の設計コンセプトと言うよりは、人間の暮らしに、火・緑・水 が近くにあることが、人間の存在を確かめる、必要不可欠だと考えている事によります。

 火・緑・水 は私たちの暮らしに 潤い、喜び、そして、生きる力を与えてくれる事は、間違いありません。
 私は、いつも住宅を作る側の心構えとして、美しい街並は一軒の家から始まる という信条のもと、美しい街並には、樹木の緑や、花が無くてはならない要素だと思っています。

 かつての時代、道路沿いには生垣が植えられ、垣根越しに見る季節の花々や、植栽から住んでいる人の人柄をもしのんだものでした。
 しかし、現代はブロックや、コンクリートの塀で囲まれ、社会に閉ざした防御の姿勢だけが目立ちます。
 文明は進化していると言うものの、とても淋しい気がします。

 玄関前のシンボルツリーや中庭の一本の木、出窓の鉢植えの花は、私たちの生活に、深い安らぎや家族の絆を も育む事に、気づいてほしいと思います。

 
 (美しい枝ぶりの樹木は、とても家を引き立たせてくれます。 私がいつも好んで植える木は、枝が横に張らない ヤマボウシ、ヒメシャラ、ハナミズキ、孟宗竹、金木犀、ヒイラギ などでしょうか。)














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